参考書の使い方【Type100 / 60 編】

第3弾は、『松田の数学Ⅰ・A/Ⅱ・B 典型問題Type 100』(松田聡平、東進ブックス)です。

同著者・同出版社から『松田の数学Ⅲ 典型問題Type 60』も出ていますね。

取り組み方や特徴については似ているところが多いので、今回はType100の方でお話をさせていただきます。

※ なお、典型問題であることに加えて、
  □ Type100は「知らないとソンする」
  □ Type60 は「知っているとトクする」
  という感じになっています。

特徴

Type100という名の通り、Ⅰ・A/Ⅱ・Bの入試問題や模試の問題にチャレンジしていく際に必要なこと(知識・考え方)を100のタイプに分類して整理している本です。

特に、「数学は苦手とまではいかないだけどイマイチなぁ…」と感じているレベルの人にオススメです。たとえば、こんなパターン。

 ①1月に学校で受けた全国模試の偏差値が55〜60くらいの人が、
  本格的な受験勉強に入る前の冬休みや春休みなどに
 ②塾や予備校でⅠ・A/Ⅱ・Bの先取りが終わった人が、
  短期間で復習するために
 ②浪人生が、
  4〜5月で一気に基礎を確認するために

※ 「数学が苦手だけど点数をとらなくちゃいけない」「数学に割ける時間が多め」という人は、基礎問題精講シリーズもオススメです。

この本に限ったことではないのですが、問題数やページ数が抑えられている本はその分、深く考えたり、何度も繰り返したりすることが重要です。

「何度も繰り返す」ということは、単純に2周3周…と周回を重ねていくだけではありません。

模試などを解いてみて、解けなかった問題の解説を読んだあと、
 「似たような(考え方をする)問題がなかったかな?」
と、この本を開いてみてください。いろんな発見があると思いますよ。

取り組み方

基本的には、p.4, 5の「本書の構成」にも載っている通り、
 Typeの問題を解く(20分以内)
 → 解けなければPointをヒントに解き直す
 → Solutionで解答とその必然性を確認する
 → *やApproachを確認し、Practiceに挑戦!
という流れで取り組みます。

Solution(解説)は簡潔にまとまっています。必要最小限です。
丁寧な解説を眺めていても数学の成績は上がりません。自分で式を立てたり、自分で最後まで計算しきって、ようやく点数につながります。
なぜそのような式変形をするのか、どうやって公式を使うのか。ヒントはすでに書かれているので、それを元に一生懸命考えて納得し、自分でもその流れを展開できるようにしておきましょう。

確認方法

【確認】
 ・Practiceを解く
 ・センター試験 過去問

Typeを勉強した翌日やその週末に、Practiceを解いてみてちゃんと解ければ大丈夫でしょう。

またはセンター試験に挑戦してもらいます。センター試験の数学では、良くも悪くも単元をまたがった出題をされません。ある単元の学習が終わったら、その単元が出題されている大問だけ、取り出して挑戦してみましょう。制限時間は、満点の半分です。

 例)
  「確率」の勉強が終わったら、センター試験の第3問を解いてみる
  満点は20点だから、10〜12分で挑戦。6割を超えたら合格!

自分が、いわゆる『滑り止め』にしようと思っている大学の過去問に挑戦してみるのもアリだと思います。
「大学に合格する」ということがどれだけ大変か、ということも、合わせて感じられるかもしれません。

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