参考書の使い方【入門英文問題精講 編】

第2弾は、英語の問題集 『入門英文問題精講』です!

近隣の高校に通っている生徒でこの本を使っている生徒は多くないのですが、普段の学校で行われているご指導との関係を考えると、春休みの間に取り組むにはちょうど良い問題集かな、と思います。

「入門」といっても、あなどることなかれ。
共通テストや地方私大の英文であれば、十分に読めるようになります。

この問題集に取り組む前の準備として、
 ・映像授業を受講しておく
  (スタサプ、学びエイドなど)
 ・基本的な英文解釈の参考書に取り組んでおく
  (『肘井学の 読解のための英文法が面白いほどわかる本 必修編』など)
をオススメします。
これらの詳細については、今回は割愛します。

※ 高校1年生や、英語がどうしても苦手だという高校2年生であれば『英文法 基礎10題ドリル(駿台文庫)』もオススメです。これについても語りたいですが、別の機会を待ちます。
※ この問題集が気に入って、よりハイレベルな演習をしたい生徒は、同じ著者の『英文熟考(上・下)』や『英文読解の原則125』に取り組んでみましょう。

※ ここで紹介する方法は、あくまでも全体向けです。個人の状況(その時点での学力、志望校など)によって変更・調整する場合があります。


中学生でも高校生でも、
 □ 自分にオススメの参考書・問題集、勉強法を知りたい!
 □ いつまでに何を勉強すればいいのか知りたい!
 □ 志望校や併願校の情報を知りたい!
 □ 模試の分析をしてもらいたい!
   本当に苦手なこと・最初に取り組むべきことを知りたい!
 □ 春休みのうちに、しておくべきことを知りたい!
 □ 新学年になるまでに苦手を克服しておきたい!
 □ 勉強できる時間と場所を確保したい!
などなど、受験や勉強に関する心配や不安がある方は、お気軽にご相談ください。

ご相談・お申し込みはこちら


おすすめの取り組み方

『入門問題精講』に限らず、英文解釈の問題集の学習は、次のように取り組んでみてください。

文法と同じく、大変だと思いますが、頑張ってみてください!


【1週間の流れ】
 平日 … 前日の復習 → その日の分の演習
 土日 … 平日に解いた問題の復習(再挑戦)
 ※ 1週間のうち、5日を進めること、2日を固めることに使います。

映像授業を使う場合は、ある程度の講を進めてから、問題集に取り組みましょう。たとえば「SとVの確認」「準動詞の確認」などのテーマごとに、受講→演習 の流れをとりましょう。
もしくは、映像授業を一気に最後まで受けてしまって、復習しながら本書に取り組むのも良いでしょう。


【平日】
 ① 前の日に取り組んだ単元を確認
  … 構文を意識しながら、10回ずつ音読に取り組みましょう。

 ②演習
 (・問題の拡大コピーをする)
  ・構文をとる
  ・その構文を活かした和訳をつくる

  ・自分の和訳と和訳例を比べる…のではなく、
   「構文をとった手順(考え方)」「構文」「構文を活かした訳」に
   注目して解説を熟読する
  ・構文を意識して、しっかり5回音読する
  (plus α … 和訳を見て、英文を書き出せるようにする)

【土日】
 ① 平日の5日間で解いたものを、もう1度、満点をとるつもりで解き直す
 ② 音読して、体と口に馴染ませる

確認方法

基本的には、土日の解き直しで9割とれていれば、ひとまずOKでしょう。

1冊仕上げたあとには、センター試験の第3問などに挑戦してみてください。
時間をかけても大丈夫なので、熟語の知識を除いて和訳ができるようであればOKです。

英文解釈(構文)のさらなる演習か、長文読解に進みましょう!
※ 時間に余裕があるならば、焦って長文読解に進むよりも、解釈の演習を増やしておきましょう。

入門英文問題精講 の情報・特徴

名称:入門英文問題精講

出版社:旺文社

著者:竹岡 広信

内容・形式:
問題と解説が別冊になっている英文解釈の問題集。見開きで4題。

おすすめの対象者:
□ 高校1・2年生(学校の授業と並行して取り組む)
□ 高2の3学期など(受験勉強を本格的にスタートする最初の一歩目)
□ 高2の夏休みなど(難関大を目指しているなら、この時期に終わらせたい)

特徴

僕が、この本が好きな理由は以下の通りです。

① 重要なポイントが繰り返し登場する
1回聞いたり読んだりしただけで、できるようになりますか? いいえ、なりません。

それができるなら、学校の授業を聞いている生徒は全員、定期テストは満点になります。
それができるなら、4月にする最初の自己紹介で、クラス全員の名前を覚えられます。

多くの参考書・問題集は、紙面の都合上、どうしても「とっても重要なこと」も「重要なこと」も同じくらいの扱われ方をしてしまいます。
ですが、この『入門英文問題精講』では、本当に大事なことは何度も登場し、何度も説明されます。
これを「さっきも見た気がするな〜」と気を抜いてしまうのか、それとも「同じように見えるけど再発見があるかも」と気を込めるのか、それだけでも力の付き方は大きく変わってくるでしょう。

※ 上の方で登場している『英文法 基礎10題ドリル』も、僕は、ここが好きです。「分かるように」だけではなく「出来るように!」という熱を感じます。


② 単語の解説がついている
問題英文に登場する重要語句には「解説」がついています。
「意味」ではなく「解説」です。

「なるほどね〜」という(静かな)感動が、記憶とともに刻まれます。

さて、今回は以上です。

構文は、「とる」ことが目的ではなく「構文を活かして、状況や意味を理解する」「構文を活かして、訳を作る」ところがポイントです。
その点をくれぐれも忘れないように!

3+