【筑前高校】差がつく問題について

今回は、筑前高校を受験するにあたり「差がつく」問題のレベルについてお話ししていきます。

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中学生も高校生も、
 □ 自分にオススメの勉強法、参考書・問題集を知りたい!
 □ いつまでに何を勉強すればいいのか知りたい!
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   本当に苦手なこと・最初に取り組むべきことを知りたい!
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内申点

手元にある資料では、内申点の合格者平均点は、36程度のようです。
イメージとしてはオール4をとっている状態ですね。

今回は、32程度(国・数・社・理・英は4、副教科が3)を想定してみます。

本番では210点を目標にしているとしましょう。
福岡県の公立高校の入試は300点満点なので、70%ということですね。

実際には得意科目や不得意科目のバランスがあると思いますが、どの科目も42点をとるように目標を立てたとします。

得点率

ところで皆さんは、公立高校の入試については、
 ・問題、解答用紙
 ・解答例、配点
だけでなく、
 ・講評
 ・得点率
も公表されていることをご存知でしょうか?

直接PDFを添付することはできないので、福岡県のHPを覗いてみてください。

令和4年度福岡県立高等学校入学者選抜学力検査問題の公開及び閲覧について
令和4年度福岡県立高等学校入学者選抜学力検査結果の概要について
(いずれも福岡県庁のホームページより)

さて、この「概要」に示されている得点率から、今日は話を広げていきたいと思います。

厳密には異なりますが、分かりやすさのために、「得点率」を「正答率(正解できた人の割合)」、いやせっかくならもっと踏み込んで「設問の難易度」と考えてみましょう。

10人中9人が正解した問題(正答率90%)は、簡単な問題。
10人中2人が正解した問題(正答率20%)は、難しい問題。
という具合ですね。

では、筑前高校に合格するため(先述の210点を超えるため)には、どのくらい難しい問題まで解けるようになる必要があるのでしょうか?

得点率が90%以上の問題 …… 確実に解いておきたいですね、ミスも許されない
得点率が80%以上の問題 …… このあたりでもミスはしたくない…
得点率が70%以上の………

そのように考えていくと、「このレベルまではミスできない」「このレベルは解けなくても、あまり気にしないで良い」というラインにぶつかります。

それが、科目や年度にもよりますが、概ね「正答率45%の問題」ということになります。

10人中4〜5人、もしも40人のクラスなら16〜20人なら正解できる問題です。

ここまでを考えると、
 ① このレベルまでを「ミスしないように」すること
そして念のために、
 ② 正答率40%前後の、もう少し難しい問題まで出来るようになっていること
この2つが重要になってくると考えられます。

では、どのような問題が、その「正答率45%」にあたるのでしょうか?

問題文そのものは掲載できませんが、内容を関係に紹介していきます。

<国語>

第2問(1)
 ・理由説明(10〜15字、体言止め)

第2問(2)
 ・資料を読んで分かることを全て選べ

第3問
 ・「煩はし」と同じ意味の語を抜き出す
  → 複数テキストの読み取り
 ・現代語訳

<数学>

第4問:1次関数
(2)直線の式を求める問題
   ※ 表を読み取り、2点の座標を求めて直線の式を求める

今回は、ここまでの問題を解けて40点でした。

文字式の証明や、1次関数の(3)が30%前後、
平面図形の(3)や空間図形の(2)(3)は10%前後となっています。

筑前を目指していて数学で得点を稼ぎたい生徒は、文字式の証明と1次関数を最後まで解き切ることが重要、ということですね。

<社会>

第1問:歴史的分野
 問5(1)、(2)
 ・古代から近代までの各時代の人々の暮らしと、最も関係の深い出来事
 ・近世の人々の暮らしの変化について(記述)

第2問:歴史的分野
 問2
 ・日本の産業革命について、資料を読み取る
 問4
 ・国際連合加盟国数の変化について、資料を読み取る(記述) 

第4問:地理的分野
 問4(2)
 ・日本の工業の特色について、地図と説明文を選ぶ

※ 社会は歴史的分野、地理的分野、公民的分野から、それぞれ20点ずつ出題されます。

<理科>

第1問:生物領域(植物の体のつくり)
 ・種子植物を全て選べ

第2問:生物領域(動物の体のつくり)
 ・肝臓のはたらきを全て選べ

第4問:化学領域(電池とイオン)
 ・燃料電池

第5問:地学領域(雲のでき方)
 ・湿度と水蒸気量の計算

第7問:物理領域(光)
 ・光の進み方(作図)
 ・半円形ガラスと屈折角、全反射

※ 理科は生物領域、化学領域、地学領域、物理領域から、それぞれ15点ずつ出題されます。

<英語>

第1問:リスニング
現時点では得点率が60%以上の問題と、30%以下の問題が大きく分かれて存在しています。

来年度の入試から、問1(簡単な会話を聞き、答えとして最も適当なものを選ぶ)は2回ではなく1回読みになるので、このあたりが「差がつく」問題になると思われます。


第2問:対話文
 ・問1② 整序英作文
  (tell ヒト モノ の使い方)
 ・問4 文章の要点を把握

第3問:文章読解
 ・問3 下線部 that job の具体的な内容説明

まとめ

今日は、得点率をもとにして「筑前高校の合否を分ける問題」を見てきました。

前提として「絶対に解けないといけない問題」にはすべて正解している、とします。
その上で、上記の問題が最後のひと押しになります。

改めて見ると、「2年生でならった内容」が多いことに気づきます。たとえば
 ・数学の「文字式の利用」「1次関数」
 ・社会の「歴史」「地理」
 ・理科の「生物分野」「地学分野」
などです。

もちろん、3年生で習う内容も正答率60%台であることが多く、得点差がつく問題になることは間違いありません。

学校から出されている夏休みの宿題と並行して
 ・教科書の再読(学校のワークに再挑戦)
 ・入試レベルの問題に挑戦
  (中2も挑戦してみよう!)
に取り組んでいきましょう。


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