生徒指導に懸ける想い

 こんにちは。

 今日は福岡の県立高校の入試の日ですね。各高校に向かう時間帯は雨でしたが、体調を崩すことなく、全力を尽くせるように祈っております。

 中高生のみなさん、日常の学習や受験勉強、頑張っていらっしゃいますか?

 受験は、それまでの人生において、最も高い壁になる生徒が多いでしょう。やろうと思っているのになかなか体が動き出さなかったり、周りや環境に振り回されて気持ちが乗らなかったり、やっているはずなのに成果が見えなかったりするかもしれません。不安や焦りを吹き込まれる風船が、いつ割れてしまうのだろうと、自分も周りもハラハラする時期もあるかもしれません。人によっては、こんなに苦しいことに意味はあるのか、逃げ出してしまいたい、と思うかもしれません。

 ですが、どうかその場所で踏ん張ってみてください。たとえ泣きながらでも、歯を食いしばって、歩みを止めないこと。楽に歩ける平坦な道を探すのも良いけれど、道が険しくとも歩ける方法を見つけ実行していくこともまた、受験勉強の醍醐味なのです。

 よく食べて、よく寝て、よく笑う。それが、困難にたじろがず、力強くしなやかに、目標を達成し夢を叶えていく人だと思います。

 「悪夢」なんて言葉はありますが、「良夢」という表現はありません。それはきっと、夢そのものが良いものとして捉えられているから、だと思います。途中にあるいくつもの困難を乗り越えることによって、人は磨かれる。だからこそ、夢を追い続ける人は輝いてみえる。

 この文章を読んでくださっているのが生徒本人であれ、保護者様を始めとする大人であれ、「子供の勉強」について考えている方々だと思います。今抱えている、そのモヤモヤとした不安を、1度、お聞かせください。ともに歩んでいければ幸いです。

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