新学年の準備! これだけは!(高校英語編)

 今度は高校英語について!

 基本的に、
   ①前の学年の復習をする
   ②単語の総復習をしておく
という、この2点は、中学英語編と同様です。

 高校生は、ここから更に踏み込みます。

 まず、中学レベルを卒業し、高校レベル〜大学入試レベルの英語になると、「構文」の考え方が重要になってきます。

 構文とは、S(主語)、V(動詞)、O(目的語)、C(補語)、修飾-被就職の関係を正しく把握し、英文の伝える意味を正しく汲み取る作業のことです。(ここで注意。「和訳」とは違います…。和訳は、構文を正しく把握することで、汲み取った意味を日本語で表現する行為です。全く別の話だと僕は思います。)

 構文をとる力が十分かどうかは、しばしば「和訳」とか「整序英作文(並び替え英作文)」が解けるかどうかで判断されがちです。

 確かにテストとしては、それが良いと思います。
 ただ僕は、学習者としては「その文がリスニングで出てきても意味がとれるか」というゴールを定めて欲しいと思っています。つまり、時間をかけたり戻ったりすることなく、文頭から順に理解できるようになることを要求します。

 もしも、そもそも「構文」の前に「品詞」に抵抗がある人は、そこからしっかり丁寧に確認しておいてください。

 大変ですが、ヌルい構文の勉強をするのは、カップ麺にヌルいお湯を注ぐくらい「やったらマズイこと」です。しっかり激アツの構文の授業を受け(参考書を読み)、音読で身に染み込ませてください。

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