実力テスト(模試)に向けて
学校が再開され、2週間が経ちました。新たな生活様式、新たなクラス・友達・先生に少しずつ慣れ始め、授業も本格的に始まってきた頃でしょう。
そこで気になり始めるのが、いろんなテスト。高校生はすでに模試が行われているでしょう。中学生も、出題範囲が「前の学年」という実力テストが行われるところが多いようですね。
「よし、頑張ろう!…でも、何をすれば?」という疑問に、お答えしていきます。
実力テストに向けた第1歩
範囲がとても広くて、対策するのが大変だと感じているかもしれませんね。「苦手な単元を克服しておきたい」、これは多くの人が感じていることでしょうし、実際に重要なことです。でも「どんな単元があったか覚えていない…」という人も少なくないはず。
そういうときは、まず「もくじ」をしっかり読むことからはじめましょう。
もくじを読んで「あぁ、こんなことをやっていたな!」と思える単元は、最低限、例文や例題に目を通しておけば、とりあえずは大丈夫でしょう。もちろん、問題集などで演習を積んでおけばバッチリです!
逆に、少しでも自信がなければ、ちゃんと手を動かして(紙に書いて)確認をしましょう。あいまいな100個の知識よりも、完璧な20個の知識のほうが、模試でも入試でも生活でも役に立つものです。
※ 人にもよるかもしれませんが、最初の数回は書いてみて、そのあとは見たり声に出したりすることが、覚えるのには良いと言われています。
もくじを見ても「どんな内容か思い出せない…」「えー、本当にやったっけ?」となってしまう単元が、もしも存在してしまっていたならば。
その分野は模試や実力テストから「苦手」と表現されてしまうでしょう。基礎から丁寧に復習しておきましょう。もしも映像授業などを観れる環境にいるならば、その単元だけでも「映像で一気に見直す」→「演習をして確認をする」という流れで勉強していきましょう。
※ 古賀塾の生徒は見放題なので、しっかり復習しておきましょう。
もちろん、普段の勉強でも、この勉強ができると強いです。「知識を整理することが大事」だと言われますが、僕はそのことを「頭の中に目次を作れる」と表現することがあります。
毎週日曜日にもくじを眺めつつ、「月曜〜土曜で勉強したのは全体から見たこの部分にあたるのか」と思えることは、とても良いですね!
まとめると、
①自分で教科書の「もくじ」を読んでみる
②内容を思い出せるかをチェックする
③曖昧な知識を確かなものにするか、苦手を基礎から克服するか、
自分で考えたり相談してみたりする。
となります。
ちなみに、これを「もくじ」でやったあとに「索引」でも挑戦すると、かなりハイレベルなチェックになると思います!
受験生は、模試の回数も増えてくると思います。毎回の模試に向けて、すべてを復習することは難しいかもしれませんが、もくじだけでも確認しておくと「今回の模試は第2章と第5章から多く出ていたな」「まだ第5章の理解があいまいだから、次はそこの演習を多めに学習計画を立ててみよう」という具合に知識も計画も強化されていきます。
しっかり勉強した分の力を発揮できるように祈っています!
