最近、多くの高校で高校1年生の最初に『英単語ターゲット1900』が最初に配布されます。
この単語帳は、歴史も実績もあり、私自身も高校生のときに使って英語の成績を伸ばした経験もあります。
ただ、この『1900』は、ターゲットのシリーズの中では、最も難しいレベルに位置しています。
今の大学入試の難化を考えれば、学校側の焦りも理解できます。
しかし、ここには大きな落とし穴があります。
なぜ、多くの高校生は「迷子」になるのか?
デパートの建物をイメージしてください。
高校入試を終えた皆さんは、今、一生懸命に単語や熟語を覚えて「1階から2階」に上がってきたところです。
4階で行われるイベント(大学入試)に参加したいけれど、階段の場所が分からない。
近くの大人に尋ねてみると「3階から4階の階段はここだよ」と、教えられる。
親切にも階段の場所を教えてくれたのですが、きっとこのとき、あなたは思うでしょう。
「……じゃあ、2階から3階へはどうやって上がるの?」
これが、今の高校1年生の現状です。
この「2階から3階への階段」こそが、実は『英単語ターゲット1200』なのです。
ここを飛ばして迷子になるくらいなら、まずはヌケモレがないよう徹底的に『1200』を仕上げてください。
学校で『1900』に取り組むことが決まっていることを考えると、ベストは「高校の入学前に『1200』を仕上げておく」ことです。
「中学までは英語が得意(苦手ではない)状態だったが、高校に入ってから苦手になった」という生徒は多くいます。
この原因はいくつか考えられますが、間違いなくそのうちの1つに入っているのが、ここで述べた「一気に増える単語・熟語の数に追いつけていない」ということです。
『1200』は、高校入試レベルの振り返りから始まり、高1の教科書レベルの予習をできる内容になっています。英単語だけでなく、英熟語も収録されています。
もしも、たとえば近隣なら大濠高校や西南学院高校などに合格した新高1のみなさんであれば、高校受験の際に難しい英単語・英熟語にも取り組んでいると思います。この場合は、同じシリーズの『1400』から始めても良いでしょう。高1, 高2 の教科書レベルを予習するのにちょうど良いレベルです。
また、『1400』は、福大や西南大に逆転合格をしようと思っている高校3年生が基礎固めをするのにも、ちょうど良い難易度です。(今年の逆転合格者も、夏に『1400』を詰め込むところからスタートしました。)
【塾長's Eye】「難しい単語」ではなく「新しい単語」
「入試には難しい単語が出る」と言われますが、ここ数年の流れを見ていると、より正確には「最近のニュースや雑誌からの引用が増え、見たことがない単語が増えた」のだと感じます。 超難解だったり抽象的だったりする単語を追うより、まずは基礎を固めること、そして仕上げに『リンガメタリカ』などの多読教材で「生きた英語」に触れる。これが古賀塾が推奨する最短ルートです。
単語帳を「眺めているだけ」の時間が一番もったいない
単語帳を開いて満足していませんか?
眺めているだけでは、試験で使える力はつきません。
古賀塾では、以下の2つの理由から「小テスト」を絶対視しています。
「覚えている」ではなく「思い出せる」か
インプットよりも「思い出す(アウトプット)」練習を繰り返すことで、脳に記憶が定着します。
たとえば、どんなに「"apple" という英単語の意味は『りんご』だ」と覚えていても、試験本番でど忘れしてしまえば、活用できません。その意味では「覚えていない」と同じです。
したがって、テストは「覚えているか」を試されているのではなく「思い出せるか」を試されています。
そうであるならば、覚える練習だけではなく、思い出す練習をする必要があります。
高校生にも小テストを行いますが、古賀塾で浪人をしている生徒は月曜〜金曜は毎朝9:30から英単語・英熟語のテストを行っています。
定着のためにも、生活リズムを整えるためにも、とても重要なものだと考えています。
「0.1秒」の差が、共通テストの10分を生む
ある単語を思い出すのに1秒かかるか、それとも0.9秒かかるか。
たった1秒の差ですが、約5,600語もある共通テストのリーディングでは、約9分の差になります。
もちろん、この約5,600語の中には a や the などの単語も含まれますが、それでも、単純な計算でこれだけの差が生まれることが分かります。
速読のコツや、早く解くコツもあります。それらを教えることもあります。
でも、やっぱり基本はこの「単語・熟語への反射速度」だし、9分の余裕が生まれれば、速読が必要なくなる生徒もいるのではないでしょうか?
「時間があれば思い出せる」ではなく「短い時間で思い出せる」ことにこだわってください。
単語もスモールステップから
ただ「英単語」と言っても、人や状況によって、始めるべきレベルが違ったり、ちゃんとテストをしながら進めないといけなかったりするのが、お分かりいただけたでしょうか?
「どうしても単語が覚えられない」「自分に合ったペースが分からない」という方へ。
古賀塾では、英単語を覚えられたかどうかも、塾長や学生スタッフとの面談の中で確認をしていきます。
さらに、今年から始まる【東進個別】には『高速マスター』という講座があります。
こちらは効率的に短期間で基礎力を徹底的に身につけるための講座です。
入試問題だけでなく高校の教科書まで含めた膨大な分析データがあるだけでなく、覚えていない単語だけトレーニングする、導入モードで例文とともに暗記するなど、一人ひとりに合わせた個別プログラムで学習を効率的に進めることができます。

面談や小テスト、高速マスターを利用して、しっかりを基礎固めをし、高校の勉強や受験勉強のスタートダッシュを成功させましょう!
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投稿者プロフィール

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生徒それぞれの目標に対し、現状把握・分析から最短距離で合格するためのカリキュラムとスケジュールを作成し、進捗をしっかり管理することで合格力を高めます。
大学在学中から塾講師として指導に携わる中で、生徒の成績をアップさせることに魅了されました。東進衛星予備校の校長としての教務も経験しております。
難関高校、難関大学合格は決して夢ではありません。本気で合格したいと思うなら、古賀塾がとことんサポートします!



