最近の研究によると、小中学生の約20人に1人が発達障害を持っているとされています。しかし、この統計には、愛着障害を持つ子供たちも含まれている可能性があります。愛着障害は、親からの愛情不足や教育の問題に起因することが多いです。

これらの話について、教育のプロである古賀先生と議論をしました。

Q:最近、小中学生に10人に1人は発達障害グレーゾーンという話があったり、育児放棄、毒親が増えて子供の相談件数が増えているなどといった子供に関するデータが多くニュースで取り上げられていますよね そのニュースを見て思ったのですが、発達障害が増えているのでは無くて、親からの愛情や教育不足の増加に伴って擬似発達障害のような子供が増えているのだと思うのですが皆さんはどう思いますか? (特にアスペルガーなど) 

発達障害と愛着障害の違い

発達障害は、脳の発達に関連する障害で、学習、コミュニケーション、社会的スキルに影響を及ぼすことがあります。一方、愛着障害は、幼少期の親子関係の問題から生じることが多く、子どもが安全や愛情を感じられない環境で育った場合に見られます。

親からの愛情の重要性

子どもたちは、親から無条件の愛情を受けることで、安心感と自己価値を育みます。愛情が不足していると、子供は不安定になり、学習や社会的な挑戦に対処する能力が低下する可能性があります。

育児の実践

  • スキンシップの重要性:抱擁や手をつなぐなどの身体的な接触は、子供に安心感を与え、親子の絆を強化します。
  • 言葉での愛情表現:子どもに対して「愛している」と言うことは、彼らの自尊心を高め、安全感を提供します。
  • 共感とサポート:子どもの感情や経験に共感し、彼らのニーズに応じたサポートを提供することが重要です。

まとめ

発達障害と愛着障害は異なる問題ですが、どちらも子どもの健全な成長に影響を与えます。親として、子どもに対する愛情の表現とサポートは、彼らの発達において不可欠な要素です。親子関係の強化は、子どもたちが自信を持って成長し、社会に適応するための基盤を築くのに役立ちます。

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投稿者プロフィール

古賀 陽大
古賀 陽大
現在は福岡市西区にあります、株式会社amiciで統括責任者として働いております。
以前は、東進衛星予備校の校長として13年間ほど勤務しておりました。教え子には東京大学(理科三類含む)、京都大学、一橋大学、九州大学、医学部医学科(国公立・私立含む)などの多くの合格者を出しておりました。長女が生まれたのをきっかけに、理想の教育施設を作りたいと現在の会社に転職しました。 株式会社amiciは2016年4月に民間保育所のプティット福重ルームからスタートしました。