こんにちは、古賀塾の山崎先生です。

中学生や高校生だけでなく、社会人も含めて多くの人が様々な場所で講師の指導を受け、学習しています。

その際、ノートの取り方について悩む方も少なくありません。今回は、授業を受ける際のノートの作り方についてご紹介します。

ノートの分類

ノートの使い方は目的によって異なります。そのため、目的別にノートを分類することが重要です。以下に、その目的をまとめます。

  • 授業ノート:授業内容を忘れないためのメモ。
  • 演習用ノート:問題を解いたり、やり直したりして知識を定着させるためのノート。
  • 復習用ノート:苦手な問題などをすぐに振り返るための備忘録。
  • まとめノート:重要な知識をまとめ、自分だけの参考書とするためのノート。

授業ノートの目的

授業中にノートを取る主な目的は「メモ」です。

授業内容を忘れないように、汚くても良いので、内容を残すことが目的です。

重要なのは、授業が終わった後に、内容を一人で再現できるかどうかです。

これを達成するためには、板書の内容と先生の言葉をメモすることが効果的です。

授業ノートの上手な取り方

  • 教科書やプリントと同じ内容はメモしない:授業中は時間が限られています。教科書に書かれている内容をメモするよりも、教科書にない先生の説明をメモすることが重要です。
  • 聞くことを重視する:授業中は先生の話に集中しましょう。理解を深めるためには、聞くことが最優先です。必要な部分はメモしておきます。
  • 予習で全体像を把握する:授業内容について事前に知っておくことで、メモすべき点とそうでない点を判断できます。予習は授業を効果的にするための鍵です。
  • 付箋を利用する:教科書に直接メモするのではなく、付箋を使ってメモを取ることで、重要な情報を効率的に記録できます。
  • 後で考えたい点をチェックする:授業中に疑問に思った点や、後で考えたい内容は、付箋にメモしておき、後でじっくり考える時間を設けましょう。

授業後の復習

授業中に理解した内容も、定着させるためには復習が必要です。授業後に以下の活動を行いましょう。

  1. 授業内容を自分のノートにまとめる。
  2. 問題集やワークを解いて、学んだことを活かせるか確認する。
  3. 授業内で疑問に思ったことを考えたり、調べたりする。
  4. 覚える必要がある内容を記憶する。

授業の受け方

授業や講義は、勉強の一部ですが、全てではありません。

学習は「予習→授業・講義→復習」のサイクルで成り立っています。この流れを理解し、意味のある学習を心がけましょう。

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投稿者プロフィール

山﨑 翔平
山﨑 翔平
個別指導の古賀塾の塾長。医学部予備校「メディカルラボ」、Z会グループ「アオイゼミ」などで講師経験と東進衛星予備校の校長としての教務経験をもっています。
入試問題の作成や模擬試験の作成、参考書やタブレット教材などの教材作成やマイナビ「中学受験受験ナビ」https://katekyo.mynavi.jp/juken/ などでの連載も行っています。
担当した子ども達に「しっかりと寄り添って自立させる」をモットーに親身になって指導をする先生です。