こんにちは。個別指導の古賀塾、山崎です。

今回は、大学受験生が抱える悩みの一つ、「学校の勉強と受験のための勉強のバランス」について、私の考えをご紹介します。

大学受験に向けて、入試科目を中心に勉強を進めたいと思うのは、ごく自然なことです。できれば、入試科目だけに集中したいところ。しかし、入試科目以外の勉強もしないと、学校の小テストや定期試験で悲惨な結果になることも。最悪の場合、赤点を取ってしまうことだってあります。

原因の確認: バランスの崩れをチェック

受験勉強と学校の勉強、両方をこなすことが大前提です。

スマホやゲームの時間があるにもかかわらず、学校の勉強をしない理由を「受験勉強があるから」と正当化している人がいます。

当然、スマホやゲームの時間を学校の勉強に充てれば、両立は可能です。

部活動との両立: 解決策を探る

部活が原因で勉強できていない人は、解決方法を考えた方がいいと思います。

 部活の拘束時間が長く、勉強する時間がそもそも無く、辛い思いをしている人がいます。 また、時間は長くなかったとしても、運動部で疲れ切ってしまって、勉強できない人もいます。 

好きで選んでいる部活なので、自分のせいではあるのでしょうが、想像以上に大変だったという声を多く耳にします。 

こういうケースは、部活を辞めてしまえば解決はするのでしょうが、好きなものなので辞めたくはないでしょう。 他の人がやっている方法は、休部や部活の行く日数を減らす、帰る時間を早くするなどの工夫をしています。 参考にするといいと思います。

これで解決すれば、学校の勉強と受験勉強を両立することができると思います。 

学校の先生に相談すること

部活もしていない、ゲームやスマホで遊んでいるわけでもないのに、両立する余裕がない場合もあります。 

そういうときは、受験勉強を優先したほうがいいと思います。

 受験に必要でない科目は少なからずあるわけで、その科目の負担が大きいならば、減らすようにしたほうがいいと思います。

 もちろん、授業中などは精一杯集中して取りくむことは大前提です。 決してサボっていいという話をしているのではありません。 

受験に使わない科目に小テストがあり、その勉強で一日が終わってしまうなどがあるのであれば、考えたほうがいいと思うという話です。

 また、このように悩んでいるということは、学校の先生にも相談した方がいいと思います。 点数が悪くても、平常点がつくので、授業中に勉強をしているのであれば、卒業ができないということはおそらくないでしょう。 

受験に向けて、少しでも勉強を始める方がいいと思います。 

まとめ

受験勉強と学校の勉強、どちらも大切です。しかし、状況によっては、受験勉強を優先する選択も必要になるかもしれません。自分の状況をよく考え、必要ならば相談をしながら、最適なバランスを見つけ出してください。これはあくまで私の個人的な考えですが、参考になれば幸いです。

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投稿者プロフィール

山﨑 翔平
山﨑 翔平
個別指導の古賀塾の塾長。医学部予備校「メディカルラボ」、Z会グループ「アオイゼミ」などで講師経験と東進衛星予備校の校長としての教務経験をもっています。
入試問題の作成や模擬試験の作成、参考書やタブレット教材などの教材作成やマイナビ「中学受験受験ナビ」https://katekyo.mynavi.jp/juken/ などでの連載も行っています。
担当した子ども達に「しっかりと寄り添って自立させる」をモットーに親身になって指導をする先生です。