古賀塾で、学習指導をしていて、勉強する習慣がないと悩んでいる高校生は少なくありません。実際に生徒にどのようなアドバイスをしているのかを例を紹介します。

この記事で学んだことを活かし、勉強の習慣をつけることで、成績を上げ、志望校に合格できるようにしましょう。

勉強の習慣がない原因

勉強する理由がない

そもそも毎日コツコツと勉強する理由が無いと勉強する習慣をつけることはできません。

大学受験があり、行きたい大学が何となくあるだけでもおそらく習慣にすることは難しいと思います。それは、受験までの期間が長すぎるためです。

こういう状況で勉強をする習慣をつけたいのであれば、目標の設定をしましょう。

目標は、必ずしも志望校を決めることに限る必要はありません。英検合格を目標にするもよし、学校の定期試験を目標にするのもいいでしょう。進研模試や全統模試のような校外模試でも構いません。

中学生の時は勉強させられていた

中学生の頃は、勉強を親にさせられていた場合は、自分の意志で勉強をしてきた経験が不足しています。

高校生にもなると、親から「勉強しなさい」と言われなくなることが多いので、急に自己管理ができないといけなくなります。

こういう状況でも勉強する習慣をつけたいのであれば、少し大変だとは思いますが、少しずつ習慣にできるように努力していきましょう。

モチベーションに左右される

気持ちで勉強してしまっている可能性もあります。

勉強のやる気が急に出てきて頑張る時と全くやらない時の差がある人は,勉強が習慣になりません。このような状況になっている人の口癖は「モチベーションが上がらない」です。モチベーションのせいにして、勉強していない人は注意が必要です。

完璧を望んでいる

いわゆる完璧主義も勉強を習慣にできていない人の原因です。勉強法にこだわり過ぎて、細かいルールで複雑にしている可能性があります。

例えば、月・水曜日の行きの電車では、ターゲット1900を覚える。火・木曜日の行きの電車では、マドンナ古文単語、金曜日は理系数学のプラチカの解答を読むなど、細かく決めすぎるのも習慣にできない原因になります。

また、このような状況だと、すぐにこの勉強法で大丈夫なのか心配になり、勉強が手につかない状況になってしまうのも特徴です。

テレビやスマホ利用のルールがない

勉強習慣のない多くの高校生に聞くと家でスマホやテレビを観る時間などのルールがない場合が非常に多かったです。勉強を習慣化させたいのであれば、テレビやスマホは、百害あって一利なしです。特にスマホについては注意が必要です。10年前と比べても、できることが非常に増え、特にオンラインゲームをしている高校生はスマホを離せません。

こういう状況で勉強をしていると、効率が悪い勉強になってしまいます。

【勉強習慣をつける方法①】目標を決める

勉強習慣をつけるには、目標や目的を作ることが大事です。

ダイエットをするとしたときに、いつまでに何kg痩せるか決めている人とただ漠然とダイエットをすると決めている場合、どちらの方が習慣にできるかは、いうまでもありません。

勉強でも同じです。いつまでに、どのテストでどれだけ偏差値を伸ばすのかを決めましょう。これは、ただ漠然と大学に合格したいと決めている人よりも勉強を習慣にできます。

【勉強習慣をつける方法②】勉強する時間と科目を決める

何時から勉強をするのか、どの科目を勉強をするのかを固定させておくと勉強をする習慣がつきやすいです。

基本的には、選択肢が多いと人は悩むので、行動ができません。

例えば、買い物をするときも同じです。買うものを決めている人と何を買うか決めずに買い物にいく人では、いうまでもなく、買うものを決めている人の方がスムーズに買い物をします。

これと同じです。

勉強をする際に、何をするか決めていないとスムーズに勉強をし始めることができません。結果としてこれがハードルになってしまい、勉強を習慣化できなくなります。

【勉強習慣をつける方法③】寝る時間を決める

寝る時間、つまり、勉強を止める時間は決めておきましょう。

勉強を習慣にするコツは、無理なくやることと、やる気に左右されずに安定化することです。

寝る時間を決めておくことで、頑張り過ぎを防ぐことができます。頑張ることは悪いことではありませんが、次の日に勉強をしない理由になってしまうのであれば、良くないです。

モチベーションのせいにして、学習量を安定化できない人は、勉強を止める時間を必ず作ることです。

【勉強習慣をつける方法④】場所を決める

勉強する場所を決めておくことも非常に重要です。

学校に放課後残って勉強する、あるいは塾や予備校の自習室で勉強すると決めてしまうと、これを続けることは難しくありません。

例えば、ダイエットをするときにスポーツジムのヨガ教室に通う人は習慣にすることができます。それは、ヨガ教室が行われる時間が決まっており、モチベーションにかかわらずヨガを行うからです。通うことさえ決めてしまえば、あとは実行あるだけなので成功しやすいです。

これと同じことが勉強でも言えます。勉強するしかない環境に行くことさえ決めてしまえば、モチベーションにかかわらず勉強することができるので、習慣にしやすいです。

【勉強習慣をつける方法⑤】テレビやスマホの時間を決める

勉強の妨げになるものには制限をかけましょう。

間違いなくテレビやスマホは、勉強をする上での、障害です。

テレビからも学ぶことはありますし、スマホで調べものをしたり、授業動画を見たりすることもできるので、テレビやスマホ自体を否定するつもりはありません。
ただし、利用する時間を決めることでこれらは解決します。
9時から10時までは、見たいテレビの録画を見ていいとか、スマホで調べものをしていいなど、ルールを決めておきましょう。
このことで、無制限に友達とLINEをする、あるいは、ゲームをするなどの勉強の効率を悪くするようなことはできなくなります。

【勉強習慣をつける方法⑥】簡単な問題から取り組む

勉強は、し始めることが最も大変なので、簡単な問題から取り組むといいでしょう。

いざ勉強をしはじめると、苦労することなく勉強できたという経験はあると思います。つまり、始めることがとても重要です。
これができれば、習慣にすることも難しくありません。
いきなり大学受験の問題から始めるのではなく、すぐに終わるような学校の宿題などから始めるといいと思います。

2週間チャレンジ

とにかく2週間だけがんばってください。

1日でどんなにたくさんの勉強をしたとしても、毎日コツコツとやっている人には量でも質でも敵いません。

「今日は徹夜でがんばる」

気合は素敵です。

しかし、これは毎日は続きません。

しかも、昨日は徹夜したから今日は勉強しなくてもいいや。これが1週間続きます。

目安としては、いったん自分で考えた量の8割くらいに留めると、長続きします。

また、重要なことは、まず2週間続けることです。2週間続くと習慣になるので、苦にならなくなります。

計画を立て、2週間続けましょう。

徐々に習慣化していく

2週間続けることが難しいと思う場合は、徐々に頑張っていきましょう。

例えば、1日頑張ったら、次の日は休む。次は、2日続けたら、1日休む。次は、3日続けたら、1日休む。このように徐々に頑張っていくことで習慣にできます。

急に頑張りすぎると、体を壊す可能性もありますので、徐々にはじめるのもいいでしょう。

ご褒美を考えておく

目標を達成したら、ご褒美に美味しいものを食べに行く。1ヵ月勉強を続けることができたら、ご褒美に好きなものを買ってもらうなどを家族と決めておくのもいいでしょう。

ご褒美のために頑張るわけではないですが、1つのきっかけにすることができます。是非やってみてください

勉強習慣をつけるサポート

勉強する習慣を身につけることは簡単なことではありません。

様々な方法を試してみて、コツコツと勉強できるようにしていきましょう。

古賀塾では、一人ひとりに担当がつき、学習管理を行っています。なかなか勉強する習慣を身につけることができていない高校生は相談してください。

オンライン質問対応サービス実施中

古賀塾では、算数や数学をがんばっているみなさまの学習のサポートができるようにと、古賀塾に通っていない人が利用できる質問対応サービスを始めます。

  • ご自宅でお子さんが算数の問題を解いているけど、算数の教え方が特殊だとお悩みの方
  • 学校の宿題やテスト勉強の際に、わからない問題が解決せずに困っている中高生の方
  • 勉強のモチベーションを上げるために、問題を解くきっかけが欲しい方

 などのお悩みがある方はぜひ、活用してみてください。

日本数学検定協会認定 数学コーチャー西野が中心となり、問題解決のサポートを行います。

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