本音で教育座談会の開始
YOUTUBE「コガチャンネル」において、企画を始めました。
この教育座談会では、古賀先生が教育に関する多様な問題に「本音で」答えるスタイルを採用しています。
「本音で答えてちょっと刺激が強いかもしれません」
この番組では、様々な教育問題や子育ての話を率直で深く洞察していきます。
今回の記事では、YOUTUBEでの内容を要約しております。
内容については、ぜひ、以下のコガチャンネルをご覧ください。
不登校の小学生に関する深刻な悩みと古賀先生の分析
今回のお悩みは、
『まだ不登校になり1ヶ月くらいですが、恐らく当分学校には行かないと思います。 本人が言うには、3学期を目標に復帰と言っていますが、どうなるか分かりません。現在、週3日、塾。本人希望でプログラミング教室も検討しています。元気なので言えば勉強も多少はします。起床時間就寝時間も以前と同じくらいです。悩んでいる感じもないので、まだ私も気持ち的には楽ですが、人との関わりが全くないのもどうしたものかと悩んでいます。社会性やコミュニケーションを身につけるにはどうしたらいいでしょうか。本人は乗り気でないので、あまり無理強いはしたくありません。』
というものでした。
不登校になった小学生のケースにおいて、古賀先生は、子どもの現状と将来について深く考察します。
「本人は『3学期を目標に復帰』と言っていますが、どうなるか分かりません」との前提で、この子どもが週3日塾に通い、プログラミング教室への関心も示していることを指摘しています。
古賀先生は、子どもの学校復帰に対する準備について
「社会に出てからは、会社に行かないという選択肢はありません。したがって、学校に復帰することは、社会性を養う上で非常に重要です。この子が塾やプログラミング教室に通うことは、彼の学習意欲がまだ健在であることを示しています。これらの活動を通じて、彼は学校に戻るための自信を再構築できるかもしれません。」
社会性とコミュニケーションスキルの発達
不登校の子どもが社会性やコミュニケーションスキルをどのように身につけるかは、教育座談会の中で重要な議論の一つでした。古賀先生はこの問題に対して深く洞察を提供し、具体的な方法を提案します。
『社会性やコミュニケーションを身につけるにはどうしたらいいでしょうか。本人は乗り気でないので、あまり無理強いはしたくありません。』との相談に対し、古賀先生は以下のように回答しました。
「子どもが自分から関心を持てる活動を見つけることが大切です。例えば、趣味のクラブやスポーツ、芸術活動など、子どもが楽しんで参加できる環境を提供することです。これらの活動を通じて、子どもは自然と他の人との交流を学び、社会性を身につけることができます。」
さらに、古賀先生は家庭内での対話の重要性にも言及しました。
「家庭でのコミュニケーションも非常に重要です。親と子どもとの間での開かれた対話を通じて、子どもは自分の考えを表現する方法を学びます。これは社会性を育成する上で基礎となるスキルです。」
古賀先生はまた、不登校の子どもに対しての教育機関の役割にも触れています。
「最近、学校は行かなくてもいいところだよというような風潮というか、ちょっとおかしくなってきている部分がある。いわゆる自主性です。自主性なんてあるわけない。大人だって自主性がないのに、なんで子どもにはいきなり自主性があるのかって。自分で判断する考える材料がないのに、いきなり自分で考えるといったって、それはちょっとね(勝手に)自主性が生まれてきたりとか自分で考えるようになったりということは、できるわけないことはないというふうに思うんですよね。 」
このように、古賀先生は不登校の子どもが社会性とコミュニケーションスキルを身につけるための多角的なアプローチを提案しました。彼の言葉からは、子どもの自主性を尊重しつつ、彼らが社会的スキルを自然な形で獲得できるような支援体制の重要性が伝わってきます。
不登校の増加とその背景
「我々の肌感覚でも不登校になっている子って多いですよね」と古賀先生は述べ、不登校の子供たちが増加している現象を分析します。ここでは、インターネットの普及や社会的変化が不登校に与える影響について深く掘り下げています。
学校教育の役割とその重要性
学校教育が子どもたちの社会性の育成に不可欠であることを強調します。学校が知識の習得だけでなく、社会で生きるための基本的なスキルを提供する場であると指摘します。
教育における保護者の責任
「そんな時代は来るのかとか、これ絶対それも無理だと思うんだよ」と古賀先生は語り、保護者が子どもの教育に果たすべき責任とそのサポートの重要性について深く論じます。彼は、保護者が子どもたちを理解し、教育のプロセスに積極的に関与することが、子どもたちの健全な発達に欠かせないと強調しています。
まとめと視聴者へのメッセージ
この教育座談会のまとめとして、古賀先生は教育の複雑さと、その中で保護者が果たすべき役割についての深い洞察を提供します。
「教育は単に学校の問題ではなく、家庭や社会全体の問題です」と述べ、保護者、教育者、社会全体が子どもたちの成長を支援するために協力する必要があることを強調しました。
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投稿者プロフィール
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現在は福岡市西区にあります、株式会社amiciで統括責任者として働いております。
以前は、東進衛星予備校の校長として13年間ほど勤務しておりました。教え子には東京大学(理科三類含む)、京都大学、一橋大学、九州大学、医学部医学科(国公立・私立含む)などの多くの合格者を出しておりました。長女が生まれたのをきっかけに、理想の教育施設を作りたいと現在の会社に転職しました。 株式会社amiciは2016年4月に民間保育所のプティット福重ルームからスタートしました。
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